1973-07-18 第71回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第23号
「双葉地域は数十年先はともかく、その工業立地条件からみて原子力発電以外の大工場の立地という面からみて、多くをのぞみ得ない地域でもあるので、むしろ原子力発電地帯に徹底し、県としては只見水系の揚水型発電の再開発などを含め、電力供給県としての地歩を確立するようつとめてはどうか。」などというような勧告になっている。
「双葉地域は数十年先はともかく、その工業立地条件からみて原子力発電以外の大工場の立地という面からみて、多くをのぞみ得ない地域でもあるので、むしろ原子力発電地帯に徹底し、県としては只見水系の揚水型発電の再開発などを含め、電力供給県としての地歩を確立するようつとめてはどうか。」などというような勧告になっている。
私は、天竜水系や只見水系で一部起こったようなダム災害の防止にも全力を尽くしていただきたいですし、ダム放水によるいろいろな形の被災地の争い、そういう形を未然に防止する、また、それに対して前向きな姿勢をとる意味においても、発電サイドによるそういう形というものについては、私は非常に疑念を持つわけです。特に白峰の桑島地区では、数百戸の水没家屋の補償問題もあります。
そこで、昭和二十六年当時、いわゆる只見水系の開発にあたって、当時の電源開発の総裁であった小坂順造氏、電力界の鬼といわれます松永安左衛門氏、これらが、私的の金であったか公的な金であったかは明らかにされておりませんけれども、百六十万円をくれて、中谷宇吉郎先生を主査とし、河川学では現在日本の第一人者であるA博士、砂防ではこれまた日本第一の学者でありかつ技術者たる参議院のA博士、N研究所の理事長K氏、運輸研究所
その内容は、奥只見発電所、田子倉発電所をはじめとする只見水系の発電所及び新潟火力発電所、帝国石油株式会社の南阿賀油田、日本ガス化学工業株式会社の松浜工場、石油資源開発株式会社の紫雲寺ガス田、見付油田の実地調査のほか、地場産業としての福島県会津若松市の漆器工場団地、並びに新潟県燕市の金属洋食器製造業の実態についても調査をしてまいりました。
もう少し只見水系でありますとか、あるいは御母衣の庄川水系でありますとかというふうなものができましてから、そういう問題もおのずから検討して参らなければならぬと思いますが、現在の段階では佐久間の電気は、これは本格的な貯水式でございませんので、そういうふうな料金調整用としても必ずしも適当でないような状況でございますので、この問題はもう少し電源開発会社の運営の進展に応じて検討したいと思っております。
しかるところ、只見水系の方の発電所は、相当その水を使って発電してしまっておるというような場合には、東京電力の荷とか、あるいは東北電力の需用もあるけれども、佐久間発電所と只見系発電所を連絡する会社の送電線がある場合には、自由自在に運営ができるというようなことは、いやしくも電気事業を運営する者から言いましたら、わかりやすい議論で、当然これは発電所を建設いたす場合といえども、やはりある程度需用の負荷の中心地
只見水系等に関する問題。これに密接不可分である河水統制、河水利用、河水管理等が、現実に調整せられているやいなや等、重要案件の審議に対しては、政府側の説明を聴するだけにては真にその目的を達することの不可能なるによりまして、広く関係民間団体、学識経験者を参考人として招致、意見を聴取したのであります。